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大好きな東京から発信する建築系クリエイティブユニットmosaki(田中元子+大西正紀)のブログ

UIA2011東京大会で「けんちく体操」!

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UIA2011東京大会プログラム「建築と子ども」でのフォーラム"Exploring Architecture - Built Environment Education for Children around the World"ドイツ、フランス、コロンビア、スイス、アメリカなどなど、いろんな国の「建築を子どもに伝える取り組み」が紹介されました。

そんな中、なんと!日本代表でっ!「けんちく体操」のことを発表してきた様子です。いやー緊張したあ。

 

でも集まっているのはさすが建築教育のプロたち。ただふざけているわけではないこと、皆さんすぐに理解してくれました。そしてやってくれました笑!
「さあ、やってみて!どう、どう?エッフェル塔より直線的だよー」
「ねっ、もう東京タワーのこと、身体は絶対忘れないでしょ?」
真面目な雰囲気だった会場も、この時ばかりは!みんな笑ってくれたああ!

フォーラム後も(英語は確実に一番へただったのに!)「君の発表が一番よかったよ!」「最高!」「言葉が通じない国でもワークショップできるね」などなど、たくさんのお褒めの言葉を頂きました。サンキューメルシーダンケシェン!!

このプログラムは北京大会から継続されているもので、設立した方の挨拶もありました。曰く「世の中(の建築)が悪いのは、建築家が悪いんじゃない。それを理解する土壌が育まれていないからだ」「子どもに対する建築教育=建築家を育てる教育、ではない。よりよい未来、よりよい社会を形づくるための総合教育だ」そうだよー、そうなんだよねええ。建築をとりまくさまざまな事象から、建築や街そのものが面白くなっていく(はず)、という考えをもとに活動しているmosakiの一員として、この言葉にはむちゃ感動した次第です。

次回のUIAはダーバン。その次はソウルかメキシコか、シンガポールだそうです。「けんちく体操」をまた見たい、もっと聞きたいって言ってもらえるよう、さらに大きくて濃厚な(!)渦にしていきたいと思っています。